【楽心斎平法メルマガ】20231110宿業を消す方法(後編)

開運作法・仏教編1
宿業を消すとはなにか?

ビジネス名を変えました。高の字は「はしご」
のほうが正解です!
よろしくお願いします。

こんばんは!ひぃろです。

前回までで「自力」として人生を生きる事の
重要性をまとめました。
祭祀の重要性も「合掌」の話でしてきました。

今日は新しい内容として仏教的開運法をまとめ
終えたいと思います。

さてこんな話を知っていますか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔、ある深い森に賢いウサギが住んでいました。
ウサギには、サルと山犬とカワウソの友達がいて
一緒に仲良く暮らしていました。4匹は賢者とし
て他の動物から尊敬されていました。

ある時、ウサギは明日が布施をする日だと思い出
し、他の3匹に言いました。

「明日は食を請う人に施しをする日だよ。しっか
りと教えを守って施しをすれば、きっと良いこと
があるよ。食を請う人が来たら、みんな自分の
食べ物を分けてやるんだよ」

「はい、よく分かりました」一同は答えました。

翌朝、カワウソがガンジス河の岸に行くと、漁師
が捕った赤魚が砂の中に隠されていました。カワ
ウソは、魚のにおいが気になって岸辺を歩き回っ
ているうちに埋まっている魚を見つけました。

「この魚はだれのですか」と三度呼びかけました
が、誰も返事をしなかったので、自分の家に持ち
帰りました。

山犬も獲物を探し歩いているうちに、田んぼの中
の番人の小屋に、二串の肉と大トカゲと牛乳の
入った壺を見つけました。
「これはだれのですか」と三度声をかけましたが
誰も返事をしなかったので、自分の家に持ち帰り
ました。

サルも、森の中でマンゴーを見つけ、自分の家に
持ち帰りました。

ウサギは森中をかけまわってみましたが何も見つ
けられませんでした。

翌日になりました。帝釈天がバラモンの姿に身を
変え、カワウソのところへ行きました。
バラモンがカワウソに施しを求めると、カワウソ
は詩を唱えました。

「ガンジス河の♪赤魚♪ここにあります♪
バラモンよ♪わたしの布施です♪召し上がれ」

バラモンは魚に手をつけずに次に山犬のところへ
行きました。バラモンが山犬に施しを求めると、
山犬は詩を唱えました。

「畑の番を♪する人の♪食べ残したる♪肉などが
♪わたしのものに♪なりました♪これらの食物♪
召し上がれ」

バラモンは肉にも牛乳にも手をつけずに、サルの
ところへ行きました。バラモンがサルに施しを求
めると、サルは詩を唱えました。

「よく熟したる♪マンゴーと♪冷たい水が♪われ
のもの♪バラモンさまよ♪遠慮なく♪
このマンゴーを♪召し上がれ」

バラモンはマンゴーに手をつけずにウサギのとこ
ろへ行きました。バラモンがウサギに施しを求め
ると、ウサギは言いました。

「どうか薪を集め火を起こして下さい。わたしは
その火の中に飛び込みます。わたしの体が焼けた
ら、その肉を食べて、修行に励んで下さい」

そして、ウサギは詩を唱えました。

「このわたしには♪胡麻がない♪豆もなければ♪
米もない♪火に飛び込んで♪焼かれたる♪
ウサギの肉を召し上がれ」

帝釈天はウサギの言葉を聞き、神通力によって
薪火を作り出しました。ウサギは「もし、わたし
の毛の中に、ノミやシラミなど、生き物がいたら
それを殺してはならない」と念じて、3回体を振
り、薪火の中に身を投じました。

ところが炎は、ウサギの体の毛穴一つも焼くこと
はありませんでした。

「バラモンさま。あなたの起こした火は、まるで
雪のように冷たい。
いったいどうしたことでしょう」

「ウサギよ。わたしはただのバラモンではない。
帝釈天である。おまえの布施の心を試すために
天界から降りてきたのだ」

「あなたばかりでなくどんな人がわたしの布施
の心を試そうとも、布施をいやがる気持ちを
見つけることはできないでしょう」

「おまえの優れた行いが永遠に忘れられないよう
に」と言って、帝釈天は山を圧搾して汁を搾り
取り、丸い月面にウサギの姿を描いて、
ウサギに別れを告げ天界に帰って行きました。

その後、4匹の動物は、仲良く暮らし、
生活規範をよく守り、その行動にふさわしい
果報を得る身となりました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これは釈迦如来がゴータマ・シッダールダになる
までの前世における物語の一つです。
このときはうさぎだったんですね。
日本人が月にうさぎを見るというのは
仏教の影響でもあるのです。
これらのブッダ(ゴータマ・シッダールダ)の
前世の話は『ジャータカ』をはじめ多くの
仏教典籍(仏典)にあります。
牛や象などの動物から、鳥や昆虫、
さらには空想上のものまで、
様々な生き物のエピソードが記されています。
ちなみに、この物語は、ゴータマ・シッダールダ
の前生物語のなかで特に広く知られているもの
です。
『六度集経』など、多くの経典で見られ、
日本で編纂された『今昔物語集』にも取り入られ
ています。

つまりですねこういうことなんです。
解説したいと思います。

それは。。。。

後半のめちゃくちゃ大事な話に行く前に・・・

●近況報告●
HTMLメール無事届いてるようで良かった
です。
鑑定はやっぱり心身ともにハードです。
人数絞ってますが日々滅茶苦茶疲れます。
その分
「勇気出ました」
「いいことあるんだなぁとわかりました」
「そんなことまでわかるんですか!」
「来年以降の生き方がわかってよかったです」
など
喜んでいただけるので頑張れてます。
しかしこの時期は生牡蠣がうまいですね!

それでは後半です。

「布施」から始まる真実

今まででにも「無財の七施」の話などしてきまし
たが覚えてますか?
このうさぎの話は「布施」の話です。
皆さんはどんな布施してますか?

おそらく日々の生活の中で、
一生懸命されていることと思います。

まず「布施」から掘り下げます

「仏や僧に、
衣服・食物などの品物や金銭などを
見返りを求めず
応援の気持ちで与える事。」を
布施といいます。

転じて貧者に対して行うことも布施というように
なりました。

多くの人は
布施とは人から人にするものと思っています。
違います。
人から仏にするのも布施なのです。

別の角度から言うと、
アナタにとって最も尊い物は何でしょうか?

それは人生そのものです。
なにせ人は死んだ後にまで、人生に執着して
中々成仏できないくらいですから。
人生の中で
起きた色々な経験
様々な感情
すべてが
アナタにとっての最も大きな宝物です。
これらすべてを
仏に供えることが、
我々に出来る仏への至上のお供えであり
布施です。

我々はが朝晩の勤行や真言や題目をあげる中で
この布施を行っているのです。
お願いごとをしているわけではないんですね。

先の話のうさぎが自分自身を布施したように
自分の人生を布施することにより
仏からの力をほんとうの意味で受け取れる
ようになれるのです。

もちろん、
仏が喜ぶような生き方をしている方が
仏はお喜びになります。
そのためには仏教的生き方を知ったほうがいいの
で仏の教を学ぶ必要があります。

こうするとですね。

アナタの人生と仏が布施を通してリンクします。
どういうことかと言うと
仏からの力を受け取り保ち、
その結果の人生を布施=お供え=供養として
お返ししていく。
これにより仏とアナタがリンクします。

すると
日常生活の色々な事自体が
仏としての行為であり
仏への供養になります。
人生と仏への贈り物が重なるのです。

このような生き方をすると
仏の力を加持して生きることになるので
最も仏の加護は大きかうなります。

この結果
日々の様々な感じ方も変わります。
イライラすることもなくなり
現実をドンドン変えられるようになります。
こういうのを仏教的開運というのです。

そしてこのような仏への布施=供養は
「自供養(じくよう)」の入り口です。
高めていけば
己の血に流れる
家の業なども洗い流していくことが出来るのです。
そして
これらの効果をできるだけ上げるために
仏事には行う順番があります。
これを「次第(しだい)」といいます。

次第は仏教の流派で違います。
まずはこのことを知っておいてください。

まとめます。
日々をしっかり生き
仏教に沿った生き方と思考をし、
仏事を次第に則って行うことで
最終的には仏の力をいただき
加持して生きていくことも出来るし
自供養により業を消していくことも出来る。
だから、仏教でも開運を行うことも
出来るのです。

ということなのです。

それでは一言でまとめます。

今日は長くなったのでこの辺で!
なぜ、ひぃろが神仏習合をひろめよう! 
と思ったのかというと
今日の内容を知ってしまったからなんです。
そして、その次第を全伝手に入れたからなんです。
これは隠すものじゃないし
広く知ってほしいと思ったからなんです。
初回から始まって、
やっとココまで書けました!

追伸

ということで

改めまして

ひぃろです。

仏教的開運最終回です。

今の時代では、
釈迦如来が経典の中で仰るには
「正しく仏教を行うものは全仏が守る」
とのことです。
そういう意味では
今が一番加護を得やすいのです。
ぜひ仏の加護を受けて
いい人生を送って行ってください。

合言葉は

「南無釈迦如来」

です。

よかったら感想も続けて書いてみてください。

それではまた明日!

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